写真3人+3人展 成羽を撮る 展覧会報告


日時 平成16810日(火)〜822(日)

場所 岡山県川上郡成羽町美術館

主催 成羽町美術館、岡山写真研究会

後援 成羽町、成羽教育委員会、成羽商工会、山陽新聞社、山陽放送


期間中688名の方にご来場いただきました。多方面から多くの方々にご来場いただきありがとうございました。また、成羽商工会をはじめ地元の方々の温かいご支援ありがとうございました。おかげさまで無事展覧会を開催することができました。この場を借りてお礼申し上げます。今後とも変わらぬご支援をお願いいたします。

展覧会の様子は、マスコミにも取り上げていただき、NHKテレビと山陽新聞で紹介されました。以下、山陽新聞に掲載された記事です。

山陽新聞、平成16813

昔ながらの町並みなどをとらえた作品が並ぶ「成羽を撮る!」

成羽の魅力とらえた!

写真展「成羽を撮る!」が、10日、成羽町下原の町美術館で始まった。昔ながらの町並みや豊かな自然をとらえ、素朴な味わいが、来場者を魅了している。22日まで。県内の写真家らでつくる岡山写真研究会などが企画し、同会員と地元の計六人が約120点を出品している。壁の一部が崩れかかった木造民家の白黒写真は、時が止まったようでノスタルジック。成羽川のさまざまな場面もみられ、霧が立ちこめたり、夕日を映しこんで表情豊か。廃校になった坂本小、商店街の店と店主を写した作品もある。岡山市辰己の公務員前原耕二さん(55)は「落ち着いた町のたたずまいを上手にとらえ、印象的。心が和みます。」と話していた。

谷道彦、神達勝之、山上(田辺)高人の3人に、地元写真家の加賀博人、澤木義正とゲスト写真家の井上滋夫の3人を加え、それぞれが独自の視点で意欲的に撮った「成羽」を展示しました。写真左から、澤木、加賀、山上、谷、神達、井上です。

出品作
加賀博人 「成羽川心景」
澤木義正 「吹屋」
井上滋夫 「もうひとつの木造校舎」
谷道彦 「成羽商店街から」
神達勝之 「成羽点描」
山上高人 「成羽」

展覧会風景

安藤忠雄設計の美術館。美術館自体が芸術作品です。

入口。左スロープが本来の入口。今回の会場入口は右。少々分かりにくい。

作品の展示風景。ワイヤーで吊るす作業がなかなか大変。

逢沢一郎外務副大臣と、萩原誠司岡山市長より祝電をいただきました。

受付風景。会場は天井が高く広々として、採光も良好で明るい。

夏休み期間中で、子供さんも写真アートを楽しんでいました。これも勉強のうち。

谷道彦の作品「商店街から」。成羽町の人々との温かい出会いのスナップ。

澤木義正の作品「弁柄・color & form」。吹屋民家の弁柄の造形化。色と形を楽しむ。

美術館南面は高いコンクリート壁。見えるのは空と森の一部。これも芸術作品。

田辺高人の作品「成羽」。成羽に潜む普遍的な時と空間の断片。少々難解ということ。

会場風景。多くの方々に熱心に鑑賞していただきました。

井上滋夫の作品「廃校の坂本小学校」。木造学校がノスタルジックでフォトジェニック。

ギャラリーと喫茶室がワンフロアとなっている。若い仲間や高齢のカップルなど一休み。

中央にコンクリートの柱がある。これも作品の一部。

加賀博人の作品「成羽川心景」。人生は川の流れのごとく。夕照はこの上なく美しい。

神達勝之の作品「成羽点描」。ぶらり歩いた成羽の心象風景。独自の世界が展開。

井上滋夫氏ご家族。作品の前で記念撮影。夏休みで子供さんも来場。

遠路にもかかわらず、期間中688名の方のご来場あり。本当にありがとうございました。

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