3回 岡山写真研究会・写真展
日時 平成18620日(火)〜25日(日)
午前9時〜午後6時(最終日午後5時)
場所 天神山文化プラザ 電話086-226-5005
主催 岡山写真研究会
後援 岡山県、山陽新聞社、山陽放送、OHK、(株)ニコン
カメラのキタムラ、タカハシカメラ、山陽カラー現像所

テーマを設定せず自由な発想で行った展覧会です。銀座ニコンサロン、新宿コニカプラザなどで行った個展作品、現代の街や生活周囲の断片、古代吉備の国の歴史散策など、多彩な作品が一堂に集まりました。
期間中470名の方にご来場いただきご高覧いただきました。どうもありがとうございました。

ポスターをご覧ください。プリントもできます。

近視眼U 鈴木サトシ
この作品は、1992年に銀座ニコンサロンで、タイトル「近視眼」で発表した作品の続編で、日常に中から、フッ、とでてくる、動きの中の面白さを写してみました。

断片の街 神達勝之
街にはたくましい人々の暮らしが息づいている。大阪の街の迷路のような路地に生活感を求めて写真に収めました。その11枚も断片をつないでいくと街の記憶がよみがえってきます。

My life is spiral 大西マサエ
毎日同じように繰り返されように思われる生活。しかし確実に違う毎日。目に映る平凡な日常の奥にはその時間の中にいる人のストーリーがあるように思います。ここに「私の日常」の一部を切り取ってみました。螺旋のように巡り巡る終着点のない時、私の目から見た「日常」です。

町はずれ 桑田太
宿場町へ流れる美山川を上がり下りしたのは1昨年のことだった。そこには自然が成したもの、人口的なものの宝庫であり、楽しく写せた。季節は秋で、樹木も歓喜の彩りと輝きを放って歓迎しているようでした。

牛窓Street 谷道彦
牛窓のホテルリマーニで写真展を行うために、平成1112年に何回か牛窓を訪ねて写しました。特別にコンセプトを設定することはせず、心に映る牛窓を写しとめてみました。その後、東京新宿コニカプラザで写真展をする時に、再度撮影を重ねて再編集を行いました。のどかで美しいまちを写しとめることが出来たと思っています。

吉備の国摩崖の祈り2 山上高人
吉備の国の岡山県には、現在72個の摩崖仏を確認しています。前回に続き、その1部を紹介します。摩崖仏は、多くは山腹から山頂の大きな岩や断崖・絶壁に彫られているもので、その造立の困難さを考えると、そこに込められた願いの大きさ深さを強く感じます。摩崖仏の探訪は宝探しのようなもので、地図にも載ってなく、わずかばかりの情報をたよりに辿り着いたときは、言葉にできないほど感動的なものです。


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